10日にサントミューゼ大ホールで374名が参加し講習会が開催された。この講習は1年に1度受ける事が義務付けられている。
安全運転管理者は一般事業者で車を5台以上所有している場合、もしくは乗車定員11名以上の自動車を1台所有している場合に1名選任しなければならない制度であり、軽井沢スキーバス事故以降、運転している者だけでなく管理する側にも責任が生じることが大きく報道されている。千葉県で起きた下校中の小学生の列にトラックが突っ込み5名の死傷者を出した事件は、業務中に飲酒をしていた運転手による事故であったが、会社に安全運転管理者をおいていなかったことも問題になっている。講習で自動車事故は2分に1件、死亡事故は3時間に1件起こっていることも聞き、本校野球部マイクロバスも改めて安全に注意して走行する様に気を引き締めた1日になった。初めてのサントミューゼ、せっかくだから1番前に座り受講した。

わたしが大型免許を取得したのは今から30年も前長野東高校時代。野球部の顧問になると取得するのが当たり前の時代だった。やたらと細いハンドルはパワステでないため筋トレ、上り坂ではものすごい煙を上げ自転車に追い越されながら練習試合に向かったものだ。ある年、木曽の山奥で前輪がパンクしてしまった。業者が到着するまで2時間近く待たされたときだった、通りかかった「私も高校球児の母親」と名乗る女性にバナナの差し入れを頂いた。あたたかい思い出だ。 栗原

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