第145回北信越高校野球大会準々決勝で、松商学園・都市大塩尻の県勢2校が敗れ来春の選抜出場への道が閉ざされたが、両校の他、星稜に食い下がった東海大諏訪・長野日大も魅力のあるチームだった。来夏100周年の本校も追いつけるように頑張りたい。新潟2位の日本文理の田中投手を当日上田県営球場役員だった私が覗くと147キロのボールを力を入れずに投げていた。すごい!その田中投手を打ち崩した星稜はさらにすごい!
松本山雅が岡山に敗れた翌日の信濃毎日新聞の記事にハッとさせられた。 「松本山雅が負けた相手は岡山ではない。自分達自身だ。ミスを連発し、球際の攻防でも遅れを取る。練習とは全く違うことをやり始める光景を見ると、名波監督が「惰性で練習をやっている選手がいる」と厳しく指摘する理由もわかる」 勝負の世界とは実に厳しい。
総合学科の本校は2年生になると講座選択をして分野で学ぶ事ができる。スポーツ健康系列保健体育分野の2年生にあるトレーニング&コンディショニングという授業では、週1回大原学園から派遣の井上大雅パーソナルトレーナーから実技指導を受けている。平林主将、掛川・藤森両副主将が受講しているが「野球部はトレーニングの基本がしっかりとできている」と誉められた。積み重ねることの大切さが身に染みた。その井上さんから「おおつき先生をご存知ですか?」と尋ねられたので頭によぎったのは篠高の大槻先生だったが、坂城高校で講師だった大月くんの事だった。長野県内を講師として歩き回っていた彼が、今年度から大原学園職員になったそうだ。奥さん子供さんのためにも、よかったと胸を撫で下ろした瞬間であった。 栗原
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