感染対策の徹底について

 夏の大会を1ヶ月後に控えて、全ての加盟校が無事に大会に参加でき、7月23日の決勝戦で長野県代表校が決定できるようにという思いより、高野連会長名で通知が届きました。皆んなで更に徹底していきましょう。

今週の野球部通信より 

夏の大会の涙

開幕まで1ヶ月、選手たちにはこれまでやってきた全てを出し切る事ができるように調整してほしいと思います。さて、私はこれまで多くの涙を見てきました。念願の勝利を手にした喜びの涙、悔しくて流した悲しみの涙。その中でも印象に残っている涙があります。20年以上も前、私のクラスの生徒が背番号4で臨んだ3年の夏、彼は開会式に40℃の熱を出し試合当日もフラフラです。スタンドには心配そうに見守るお母さんの姿がありました。その2年前、同じ高校で背番号4をつけた彼の兄は、試合前ノックが顔面を直撃し、病院で夏を終えていたのでした。 兄の分も・・・ 幸いにも途中から出場できた彼。試合後のお母さんの涙には、悲しみとか安堵感とか充実感がたくさん込めれれており、20代だった私の心にとてつもなく鋭く突き刺さりました。高校野球の偉大さがわかったような気がしました。数年後、若くして旅立たれたお母さん、この夏も大空から大会に望む皆さんが「無事にグラウンドに立てるように」と、祈りながら見守ってくれているはずです。    あの優しい涙、私は忘れられません。    栗原

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